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リビアの民主化から見る将来の世界的な危機

チュニジアから始まりエジプトを経て、リビアに広がる中東のイスラム各国の民主化はもはや止まることはないだろう。イスラム教にはシーア派の方が圧倒的に多いがスンニ派という2つの大きな宗派がある。基本的にはユダヤ教もイスラム教も同じ神から派生したものである。その意味ではユダヤ教という旧約聖書から派生した、新約聖書をもとにしたキリスト教も同じものである。これらの世界3大宗教に共通するものは唯一絶対神を崇拝する一神教である。ユダヤ教ではヤハウェイ、キリスト教ではキリスト、イスラム教ではアッラーという神が絶対神である。パレスチナではすでにヤハウェイとアッラーがぶつかり合っている。この先、殆どのイスラム国家が民主化という形で西欧の科学技術をもとにした国に代わるのは必然になってくるであろう。そして石油資源ではなく、中国などと同じ形で経済的に豊かになっていくにつれて何が起きるのであろうか。その時こそ全く新しい宗教的な対立の激化であろう。

イスラム教もキリスト教と同じ闘争の原理で動いている。片手にコーラン、片手に剣という言葉こそがイスラム教の本来の思想なのである。キリスト教が最後の審判で信者以外をゲヘナの火で焼き殺すように、イスラム教もまた信者以外は殺される運命にある。イスラム教ほど平等な宗教はなく、富めるものも貧しいものもモスクの中では平等で先着順に礼拝をするという。しかし、これはあくまでも信者に限られた事に過ぎない。信者以外は徹底的に差別されるのである。イスラム原理主義というものほどイスラムの本質を現わしているものはない。それはタリバンというアフガニスタンのイスラム教徒がバーミヤンの仏像である石窟を破壊した理屈そのものである。自分たち以外の神は認めないという宗教、このユダヤ教、キリスト教、イスラム教の世界を見ていると世界から戦争は決してなくならないと思わざるを得なくなる。

現在の米欧主体の国連やその他の世界機関は、今後、非西欧諸国の経済的な発展による存在感の増大で大きく変わるだろう。その時、誰がこれらの3大宗教国家をまとめ上げられるのであろうか。今のままにしておけば、世界は間違いなく一神教というぶつかり合いの戦争の世界に突入するのは不可避であろう。この問題は中国やインド、東南アジアという非西欧諸国による経済的な台頭とは基本的に大きく異なった背景を持っている事を理解しなければならない。ここに大乗仏教という多様性を認めながら利他の思想を持つ仏教の出番があるのである。西欧の一神教という排他的な思想を変えるもの、それは仏教の思想以外に求められない。人類の未来に仏教の重要性はますます大きくなることを自覚できる日本人はどれだけいるのであろうか。そのためにも我々日本人はもっと仏教の思想を知らなければならない。西欧こそが世界をリードするという考えから我々は脱却すべきである。西欧思想で戦争は決してなくならない。歴史がそれを教えているのに誰も学ぼうとしていない。仏教を時代遅れのものと決めつけて何も知ろうとしない日本人にはウンザリする。過去の日本人ほど優れた国民がいたであろうか。我々は自分たちにもっと誇りを持つべきではないのか、それを問いたい。

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